【驚愕】一条工務店に住んだ我が家の4月、5月分の電気代公開

電気代

みなさんこんにちは。yuuuブログです。

今回は、一条工務店に住んでいる我が家の4月、5月分の電気代を公開したいと思います。

結論から先にお伝えします。

4月利用分(4月3日~4月30日 28日分)電気料金は、2934円でした。

5月利用分(5月1日~5月31日 31日分)電気料金は2,178円でした。

今回の記事では、以下について解説しております。

参考になれば嬉しいです。

  • 5月(4月利用分)の電気料金・売電収入額について
  • 6月(5月利用分)の電気料金・売電収入額について
  • 5月、6月にもし太陽光と蓄電池が無かったら
  • 我が家の電気代の使用方法について
  • まとめと考察

はじめに

先月、大手電力10社のうち7社が電気料金の値上げを発表しました。

日本の電力会社の発電の7割近くは火力発電で、電気を発電しています。

火力発電では、石油・石炭・天然ガスなどのエネルギー資源を燃料として使いますが、日本では火力発電に使用するエネルギー資源のほとんどを海外から輸入しています。

火力発電に使用する石油・石炭・天然ガスなどのエネルギー資源の価格が高騰しているため、昨年から経済産業省に対して、大手7社は家庭向けの電気料金の値上げを申請しており、経済産業省は、この7社(北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中国電力、四国電力、沖縄電力)の値上げを認可しています。

そのため、2023年6月から中部電力、関西電力、九州電力除く大手7社が電力料金の値上げを発表しております。

中部電力、関西電力、九州電力は、2023年4月に託送料金分の値上げのみされています。

託送料金分の値上げは、大幅な値上げではありません。

では、中部電力、関西電力、九州電力はなぜ大幅な値上げないでしょうか。

九州電力を例にあげて説明します。

九州電力は、原子力発電所の再稼働を進めているため、エネルギー資源に燃料高騰による影響を抑えているからです。九州電力以外の大手電力会社は、原子力発電の再稼働させておらず、主として火力発電で電力を作っているため、エネルギー資源の価格高騰に伴うやむを得ない値上げです。

九州電力では、原子力発電が発電の30%を超えているため、大幅な電気料金の値上げをせずに済んでいます。

我が家が契約している九州電力は、大手7社と異なり規制料金に関する大幅な値上げはありませんが、九州電力は、2023年4月に電気料金が一部値上がりしています。

2023年4月からの値上がりですが、例えば我が家契約しているプランでは、

基本料金1650円→1880円に。

夜間帯は1kwhあたり13.21円から14.48円と若干ですが値上がりしています。日中帯の1kwhあたりの金額も同様に値上がりしています。(託送料金分のみの値上げ)

電気料金の計算方法については、別でブログ記事YouTube動画を配信しておりますので、そちらも見てもらえると嬉しいです。

我が家の太陽光蓄電池の設置状況

電気料金の前に前提ですが、我が家は一条工務店で令和4年8月に家を建ており、太陽光13.75kwパワーコンディショナー9.8kw)、蓄電池7kwを設置しております。ちなみに、太陽光と蓄電池で税込み約250万円でした。

他のハウスメーカーや工務店と比べるとかなり安いと思います。

5月の電気料金・売電収入額について

4月利用分(4月3日~4月30日 28日分)電気料金は、2934円でした。

使用量(買った電気)としては、64kwhでした。

電気料金の細かい内訳はこちらです。

※燃料費調整額は国からの補助があり-7円あり-0.80円となっています。

暑かったので、4月中旬に床暖房を切りましたが、昼間に比べると夜間に電気を買っています。

この月の買った電気の量は64kwhですが、この量は買った量であって実際に使った量では、ありません。

実際に我が家が使用した量は、534kwhです。

5月(4月利用分)の電気の流れのイメージ

このように、太陽光の発電量1713kwhあり、その太陽光で発電した電気を昼間に蓄電池(7kw)貯めるのと併せて自家消費(470kw)もしております。

太陽光は、雨や曇りの日も発電はしますが、晴れの日に比べると発電量はかなり落ちます。そのため、蓄電池に貯める量が少ない日や貯めれない日もありました。

この月は太陽光では、まかなえなかった64kwhを電力会社から買っていることになります。

我が家では、積極的に昼間に洗濯乾燥機や食洗機、エコキュートの沸き上げをしており、昼間に蓄電池に貯めた電気7kwを太陽が沈んでからの時間帯に使っています。蓄電池に貯めた7kwが無くなるとその分を電力会社から買っています。

売電額について

売電額は、上記イメージ図にあるとおり、1243kwhを売電しております。

我が家の売電額は1kwhあたり17円ですので1243kwh×17円で21,131円でした。

もしも太陽光と蓄電池が無かったら

では、もし太陽光と蓄電池が無かったら電気料金はいくらになっていたのでしょうか。

太陽光と蓄電池を設置していなければ、自家消費した分の534kwhの電力を買うことになります。

結果は上の図のように、12,757.54円となりました。

この差は、単純に太陽光と蓄電池が無い場合太陽光蓄電池あり2,934円の差だけではなく、売電金額も絡んできます。

太陽光と蓄電池がある場合は、21,131円-2934円で18,197円のプラスです。

太陽光と蓄電池が無い場合は、の電気代は12,757.54≒12,758円ですので、

太陽光と蓄電池ありの方が、18197円+12,758円=30,955円得をしている計算になります。

6月(5月利用分)の電力使用量について

5月利用分(5月1日~5月31日 31日分)電気料金は、2,178円でした。

使用量(買った電気)としては、17kwhでした。

電気料金の内訳はこちらです。

5月は、寝苦しい日に数日エアコンを付けましたが、基本的に冷暖器具はほとんど使っていません。

この月の買った電気の量は17kwhですが、この量は買った量であって、実際に我が家が電気使った量は、438kwhでした。

※燃料費調整額は国からの補助があり-7円あり-0.80円となっています。

イメージ図はこんな感じです。

5月のイメージと同様です。

買った電力量が17kwhだったのは正直驚きでした電気代も2,178円と安くてびっくりしました。

基本料金が1880円なので、基本料金がかからない新電力に切り替えるともっと安くなるんだろうなと思う反面、新電力も撤退していたり電気代が高騰している会社もあるので慎重になってしまいます。

売電額について

売電額は、上記イメージ図にあるとおり、1399kwhを売電しております。

我が家の売電額は、1kwhあたり17円ですので1399kwh×17円で23,738円でした。

もしも太陽光と蓄電池が無かったら

太陽光と蓄電池を設置していなければ、自家消費した分と購入分を合わせた438kwhの電力を買うことになります。

結果は上の図のように、10,534.88円≒10,535円となりました。

この差は、単純に太陽光と蓄電池が無い10,535円太陽光蓄電池ありの2,178円の差だけではなく、売電金額も絡んできます。

太陽光と蓄電池がある場合は、23,783円-2,178円で21,605円のプラスです。

太陽光と蓄電池が無い場合は、の電気代は10,535円ですので、

太陽光と蓄電池ありの方が、21,605円+10,535円=32,140円得をしている計算になります。

我が家の電気代の使用方法について

住宅に住み始めた当初一条工務店から説明されたのは、太陽光で発電した電気は日中になるべく売電して、電気料金が安い夜間帯に、エコキュートの沸き上げや、電気を使う家電(食洗機、洗濯乾燥機)を使用するといった感じでした。

しかし我が家が、電気を使用している方法は、「N式」と呼ばれている方法で、エコキュートの沸き上げ昼間に行い、電気を使う家電(食洗機や洗濯乾燥機)は、なるべく昼間に使用し、電気を買う量を減らす方法です。

本来この方法は、電気代の基本料金がかからない新電力の電力会社にする方がなお良いです。

実際、以前電気代を計算していますが、我が家の場合は電気を電気料金が安い夜間帯に、エコキュートの沸き上げや、電気を使う家電(食洗機、洗濯乾燥機)を使用するよりも、昼間に積極的に電気を使用した方が、売電額を加味しても電気料金は安かったです。

youtubeで配信しておりますので、お時間ある方は参考にしていただければ幸いです。

新電力会社は、時間帯に関わらず電気料金は、一定であることが多いですが、基本料金が0円の会社もあります。ただ、大手電力会社よりも電気料金設定は、若干高いです。

我が家の場合も、1880円≒(1888円)の基本料金がかかっていますので、この基本料金が無ければ、4月分は2934円から1888円を引いて、1046円。

5月分は2178円から1888円を引いて290円となります。

もちろん、1kwhあたりの金額が大手電力会社よりも高いですので、290円よりは高いと思います。

新電力会社に移行した場合

九州電力から新電力会社に移行した場合について計算してみます。

仮に、1kwhあたり30円の新電力会社にした場合。

5月は購入額が17kwhですので(17kwh×30)=510円。

これに燃料費調整額(17kwh×(-0.80円)=-13.6円

さらに再エネ賦課金(17kwh×1.40円)=23.8円

が加えられますので、510円+(ー13.6円)+23.8円=520.2≒520円となります。

このように、新電力に切り替え昼間に電気を使う方が、電気料金自体はかなり安く抑えることが出来そうです。

エネルギー資源の高騰を背景に大手電力会社が、電気料金の値上げしている今、新電力も撤退や電力料金が上がる可能性ゼロではありませんので慎重に検討する必要があります。

まとめ

・5月・6月の買電額と売電額について

太陽光13.75kw 蓄電池7kw買電額売電額
5月(4月3日~4月30日 28日分)2,934円21,131円
6月(5月1日~5月31日 31日分)2,178円23,738円

・5月・6月の太陽光と蓄電池が無かった場合

太陽光と蓄電池なし買電額売電額
5月(4月3日~4月30日 28日分)12,757円0円
6月(5月1日~5月31日 31日分)10,535円0円
買電額の計算は、1kwhあたり19.16円で計算しています。

太陽光と蓄電池ありとなしの差は、九州電力の場合で、売電額も加味すると1か月約3万円。

単純計算で、1年間36万円の差。もちろん、年数と共に発電効率は落ちると思いますが、

太陽光と蓄電池の250万円は、10年間でペイ出来ると思います。

また、発電効率低下と電気料金の値上げ、メンテナンス費や修繕費を考えずに、10年間で我が家の場合は、太陽光と蓄電池を付けない場合を考えると約350万のプラスの計算です。

ただ、初期投資で、250万支払っていますので、年利として計算すると約3.5%のプラスぐらいです。

これなら、インデックス投資に250万円を一括投資した方がいいという考えからもあると思います。

(インデックス投資を10年間の長期であれば、平均3~5%と言われていますので)

実際私も4年ほど前からインデックス投資をしていますが、現時点平均して20%ほどのプラスです。

しかし、マイナスの時期もありましたし、投資に絶対はありませんし、電気料金の高騰や株価の暴落など未来のことは誰にも分かりません。

ただ、10年経過後も太陽光と蓄電池は残ります。発電効率は落ちても、発電や蓄電はしてくれると思います。

我が家の場合は、月々の電気料金の支払いを考え、太陽光と蓄電池を設置しました。

メーカーによっては、太陽光や蓄電池もまだまだ高いです。

売電額も年々下がってきておりますので、その辺も含めて購入を検討されてみてはいかかでしょうか。

あくまでも、我が家の個人的な意見ですが、太陽光と蓄電池を検討されている方の参考にならば幸いです。

みなさんの電気料金はどれぐらいでしょうか?是非コメント欄で教えてください。

コメント

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