皆さんこんにちは。yuuuブログです。
皆さんは電気代の計算方法をご存じですか?
私は、家を建てるまで全く気にも留めていませんでした。
家を建ててから、知らなかったことに気づき、電気代について考えるようになりました。
今回は、意外と知られていない電気料金の計算方法について話していきたいと思います
今回のブログでは、電気代の計算方法が分かります。
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今回は、我が家が契約してる九州電力の電気料金の計算をもとに話していきます。
電気料金は、電気会社によって若干の違いがあるとは思いますが、大枠はほとんど変わらないと思います。
電気料金の計算方法について
基本料金+電力使用量(電力量単価×1か月の使用量)+燃料調整費額(燃料費調整単価×1か月の使用量)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下、再エネ賦課金)(再エネ賦課金単価×1か月の使用量)で求めることが出来ます。
では、具体的に1つ見ていきましょう。
基本料金について
基本料金は、電気の使用量に関わらず、毎月固定でかかってくる料金です。
※九州電力の場合は、1か月の使用量が0kwhの場合は、半額。
※電力会社や契約内容で基本料金は異なります。新電力会社では基本料金0円の会社もあります。
例えば、
3人家族で1か月の使用量が700kwhの家族がいたとします。
もう一方は、単身世帯で1か月の使用量が200kwhがいたとします。
契約内容が同じ場合、使用量は違いますが基本料金は同じです。
九州電力の電化でナイト・セレクトの基本料金は1888円です。
(※2023年5月現在)
2022年3月までの基本料金は、1650円だったので、値段が上がっています。
電力使用量について
次に電力使用量についてです。
電力使用量は、1時間あたりに使用した電力をkwh(キロワットアワー)という単位で表します。
1kwhという単位で、電力会社から電気を購入し、その1か月分を合計したものが、その月の電力使用量となります。
このkwh(キロワットアワー)とは、1kw(1000w)の電気を1時間使用した時の電力量を表します。
1kw=1000w
h=時間
各電気機器には、このようにw数が書かれています。
このドライヤーには、1200wという記載があります。
例えば、1200w=1.2kwのドライヤーを1時間使用した場合
1.2kw(1200w)×1h(時間)=1.2kwhとなります。
電力の使用には
ドライヤーのように髪を乾かす時だけに使用するものあれば、(一時使用)
エアコンや床暖房のように一定時間使用し続けるものあります。(一定時間使用)
また、冷蔵庫やテレビなどコンセントに指しっぱなしのものもあります。(待機電力)
電力使用量の料金は、同じ電力会社でもさまざまあり料金もさまざまですので、料金やプランがご不明の場合は、一度ご自身の契約内容を確認されてみてください。
※電力使用量の料金は、同じ電力会社でもさまざまあり料金もさまざまですので、料金やプランがご不明の場合は、一度ご自身の契約内容を確認されてみてください。
我が家が使用している九州電力の電化でナイト・セレクトという電力プランを元に説明します。
このプランは、時間帯と曜日で料金が異なります。
夜間の時間帯(22時から8時まで)は、平日休日共に1kwhあたり14.48円です。
昼間の時間帯(8時から22時まで)の平日は、夏・冬は27.57円。春・秋は24.68円です。
昼間の時間帯(8時から22時まで)の休日は、夏・冬は21.95円。春・秋は18.55円です。
ですので、このプランの場合は、夜間帯に電気を使用した場合が、お得になります。
燃料費調整額について
電気を作る方法は、火力発電、水力発電、太陽光発電、風力発電、地熱発電、原子力発電があります。
日本は、主に火力発電で電気を作っています。
火力発電は、大量に電気を作ることが出来る一方で、石油、石炭、天然ガスのエネルギー資源を燃料として使用します。
日本は、このエネルギー資源(石油・石炭・天然ガス)に乏しいため、ほとんどを海外から輸入しています。
最近は、エネルギー価格の高騰や円安の影響などから燃料費調整単価も高騰しています。
燃料費調整額は、3か月ごとの平均貿易統計を計算し、2か月後の料金に反映されるため、毎月金額に変動があります。例えば、12月、1月、2月の燃料価格は、5月の電気料金に反映されます。
燃料費調整額は、事業者の経営努力や効率努力が影響しない部分でのエネルギー価格の変動を、できる限り迅速に利用料金に反映させるための制度のことです。
電力会社の経営を安定させることを目的とされており、ほとんどの電力会社がこの制度を採用しています。
※国からの補助により、2023年2月から10月に請求する電気料金(1月~9月使用分)の燃料調整費から1kwhあたり7円の値引きがされます。
11月請求分(10月使用分)からは1kwhあたり3.5円の値引きと値引き額が半額になるそうです。
そんなに変わらないと思うと思うかもしれませんが、これがかなり変わります。
例えば
2023年1月請求分1kwhあたり8.11円から7円の値引きがされると1.11円となります。
燃料費調整額=電力使用量×燃料費調整単価ですので
1か月の使用量が仮に600kwだったとすると
1月請求分は600kw×8.11円=4866円になるのに対し
2月請求分は600kw×1.11円=666円と
約4000円の差になります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)
再エネ賦課金は、再生可能エネルギー例えば太陽光発電で発電した電気を電力会社が買い取った時にかかる費用の一部を指します。
FIT制度を利用して発電された再生可能エネルギーの電力は、一定期間(一般住宅の場合太陽光10年)電力会社が買い取らなければなりません。
例えば、我が家の場合1kw=17円で九州電力に買い取ってもらっています。この買い取りにかかる費用の一部を示しています。
FIT制度とは
「固定価格買取制度」のことで、FITは固定価格買取を表す英語「Feed In Tariff(フィード・イン・タリフ)」の略です。
FIT制度は、再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定期間固定価格で買い取ることを国が約束する制度です。
つまり、
再エネ賦課金とは、再生可能エネルギーの買取コスト(太陽光発電などの売電額)は、火力発電などより割高のため、買い取る電力会社の負担が大きい状態です。
そこで国は、電力会社が負担している買取費用(我が家でいう1kw=17円)の一部を再エネ賦課金として消費者へ負担してもらうお金です。
再エネ賦課金の支払対象者は、電気料金の契約を交わしている国内の個人と法人です。
つまり、全国民(太陽光発電の有無にかかわらず)が、再エネ賦課金を負担している状態です。
再エネ賦課金は、1か月の電力使用量×再エネ賦課金単価で求められます。
例えば、1月に600kwh使用使用したのであれば、
600kwh(電力使用量)×1.40円(再エネ賦課金単価)=840円が再エネ賦課金となります。
再エネ賦課金単価は、1年間に1度更新されます。
※2023年5月から2024年4月までは、1kwhあたり1.40円です。
電気代の計算方法は以上になります。
まとめ
基本料金+電力使用量(電力量単価×1か月の使用量)+燃料調整費額(燃料費調整単価×1か月の使用量)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(以下再エネ賦課金)(再エネ賦課金単価×1か月の使用量)
今回は、電気料金の計算方法についてお話しました。
電気代高騰が叫ばれている昨今。皆さんも各ご家庭の電気料金の見直しをされてはいかかでしょか?
我が家は、一条工務店で太陽光パネル13kw+蓄電池7kwを設置しており、満足度、快適さは変わらずに、電気代を安く抑えることが出来ています。
次回は、一条工務店の床暖房時期の電気代や蓄電池はどうなのか?使用方法は?などの疑問についてまとめていきたいと思います。
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