皆さんこんにちは。yuuuブログです。
今回は、一条工務店の全館床暖房は実際どうなのか。よくある疑問。
- 床暖房って暖かいの?
- 全館床暖房は過剰では?
- 電気代が高いんじゃないの?
- 実際エアコンで十分では?
こういった疑問の解決になるように、床暖房について話していきたいと思います。
はじめに
我が家は、令和4年9月に一条工務店で家を建て現在住んで1年弱になる5人家族です。
今回は、1年間住んで2度目の冬を迎えた我が家が床暖房についての話をしていきたいと思います。
一条工務店の床暖房とは
一条工務店は、標準で全館床暖房が付きます。要らない場合は、外せるみたいですが、その分安くなったりは無いようです。
ちなみに、我が家はパントリーのみ、床暖房を外しています。
理由は、食材を置いておくことがあるため暖かくなりすぎると食材が傷み困るからです。
一条工務店の床暖房は、家全体の床に温水を循環させることにより、家全体を温かくするものです。
巷では、全館床暖房は過剰だ。エアコンで十分。電気代が高い。など色んな意見がある思いますが、2年目の冬を経験している我が家の感想としては、めちゃめちゃいいです。
それでは、次に床暖房のメリット、デメリットについてみていきます。
床暖房のメリット
- ヒートショックになる可能性が低い
- 暖房のように風が来ないし音が無い
- 床がじんわり暖かい
- 冬であることを忘れる(それくらい暖かい)
- 実は電気代はそこまで高くない
ヒートショックになる可能性が低い
全館床暖房を採用するハウスメーカーや工務店というのあまりなく、「キッチンのみ」や「リビングのみ」など通常床暖房を採用する場合は、常時人がいる場所にのみ採用し、家全体としてはエアコン使用してる方がほとんどだと思います。
ですが、その場合常時人がいない場所「トイレ」や裸になる「お風呂場」、「洗面所」、「脱衣所」「寝室」というのは室温が低くなりがちです。
そのため、冬場お風呂場では、リビングに比べ温度が低いためヒートショックが起こりやすいと言われています。
その点、全館床暖房は、トイレもお風呂も洗面所、脱衣所にもすべて床暖房が入っており、温度差はほとんどありません。そのため、ヒートショックが起こりにくいと思います。
暖房のように風が来ないし音が無い
暖房(エアコン)は、設定温度と風量を設定することで使用できますが、室温が寒いから、部屋が広いから、と風量を高めに設定すると、結構な音と共に力強い温風が出て来ます。
リビングなどであれば、特段音は気にならないかも知れませんが、夜間に寝室でタイマー設定や付けっぱなして寝ている時に、温風や音がうるさくて寝れないこともあると思います。
私だけかも知れませんが...
床暖房は音や風は全く無く無音無風ですので、個人的にその点はメリットと思います。
床がじんわり暖かい
エアコンは、室内の上部に設置されていることが多いと思います。温風を出す器具ですので、暖かい空気というのは、上に行きます。
そのため、サーキュレーターなどで循環するといいと言われいますが、「床」はどうでしょうか。実際、今までの生活実家や賃貸の時など、人生のほどんどをエアコンで生活していました。
床暖房を設置してみて、思うことは、床がじんわり暖かく冷たくないということです。
無垢床は、木のぬくもりが暖かいといいますが、実際実家が無垢床ですが、冬場は冷たいです。
我が家は、食材を置く可能性があるということで、パントリーには床暖房を設置していません。
パントリーの床は冷たいです。なので、床暖房を設置していないと床の温度はかなり冷たいんだなと実感しています。
冬であることを忘れる
床暖房はほんとに暖かいです。子どもは、布団で寝ているのですが、掛は布団は着ていません。着ていないというか暑くて剥がしているみたいです。
またこれは、言い過ぎに聞こえるかもしれませんが、
真冬でも室内で、Tシャツだったりします。パーカーを着て家の中でちょっとした家事をしていると暑いと感じたりしします。
上着の中で上着着て過ごすなどは全く考えらなくなります。
我が家の場合は室温が、25℃前後になるように設定していますので、夜に車に荷物を取りに行ったりなど、Tシャツのままでいいやと外に行き、後悔したりします。
よく、床暖房は過剰だとか、エアコンで十分と言われますが、エアコンのみの暮らしも、床暖房のみの暮らしもどちらも経験した身からすると、床暖房は想像以上に暖かいです。
これを一度経験すると、床暖房の無い冬は考えられません。
実は電気代はそこまで高くない
床暖房は、エアコンなどの暖房器具と違い、基本的に冬前にスイッチを入れ、スイッチを切るのは3月ぐらいです。
なので、昼間家に人が居なくても、旅行で2、3日部屋を空けたしても、暖房器具は切らずにずっと付けっぱなしの状態となります。
11月の上旬に数日、数時間エアコンを入れてたことがあります。
その時の待機電力とエアコン(暖房)の場合は、1.2kwh程度でした。
我が家の場合、エアコンも床暖房も設置しない待機電力のみの場合は、0.3kwhです。
確かに、床暖房を入れた当初は、高温で温めるため1.5kwh~2.0kwhと多くの電気を使用していました。
ですが、数日も経つと実際0.5kwh~0.9kwhの間を推移しています。
我が家は、2階建てなのでエアコンを稼働させた場合、1階と2階のエアコンを入れる、もしくは2階の各部屋のエアコンを入れるとなると1.5kwh~2.0kwhを使用することになると思います。
結果恐らく、床暖房の方がエアコンより安く快適だと思います。
床暖房のデメリット
- 室内が乾燥するため加湿器必須
- 温まるのに時間がかかる
- 電気代が高い
室内が乾燥するため加湿器が必須
床暖房を付けると室内が乾燥します。住み始めた当初は、加湿器など持っておらず、その時の湿度は40%~30数%を表示していました。
外気温が低く乾燥しがちな冬の適温は18~25℃で適切な湿度が40~60%が快適みたいです。
40%以下になると目や肌、のどの乾燥を感じるだけではなく、インフルエンザウイルスが活動しやすくなるそうです。
賃貸のエアコン時代に部屋に温湿度計を置いていないかったので、その時の湿度がどれぐらいだったのかはわかりませんが、一条の床暖房はなんの処置もしないと部屋の湿度は40%切っていたと思います。
なので、乾燥対策として加湿器は必須だと思います。我が家は、加湿器で湿度は50~60%をキープしており、とても過ごしやすいです。
ただ、この加湿器はピンキリではありますが、我が家は当初安いものを買い失敗した過去があります。
また、水の補充も地味に面倒くさいです。さらに、電気代も多少はかかると思います。
温まるの時間がかかる
一条工務店の床暖房は、床に温水を通している関係で、エアコンのように寒いから付けて1、2時間で温まるものではありません。
床暖房を付けて、床暖房の温度設定を35℃など高温に設定します。室内が暖かくなるまで、約1日~半日かかります。
ですので、基本的には寒くなる前にスイッチを入れることにしています。
よく言われているのは、外気温が15℃を下回る日だったり、寒く感じたらなどです。
ちなみに、今年の我が家の稼働開始時期は、11月初旬から中旬くらいで、室温が20℃を下回り始めたて付けました。
基本的には、床暖房を付けたら春先まで付けっぱなしです。それまで、約半年間は付けっぱなしということになります。
床暖房が高いと言われる理由
床暖房が高いと言われる原因は、
- 約半年間入れっぱなしなので、常に多少は電気を使っているから。
- 冬場は何かしらお湯を使う量が増えるため、エコキュートを沸かす分の電気料金も上がるから。
- 冬場は日が短いので夏に比べて発電量や発電時間が短いため買電量が増えるから。
こういった理由からではないでしょうか。
我が家は、今年の11月12日の昼間から床暖房を稼働させています。
我が家は九州電力で契約をしていますが、現時点(11月28日)で11月1日から11月30日までの電気料金は4,601円でした。
床暖房を稼働し始めたのが12日からではありますが、冬場で電気代4,601円は高くはないですよね?
我が家が契約している九州電力では、今月の買電量を加味して今月の電気代を予測する機能があるんですが、現時点(12月5日)で12月1日から1月3日までの電気料金は10,167円と予想されています。
今月の12月以降は、フルで床暖房を使うと思うので、もう少し上がって1万円程度だと思いますが、ただ、朝昼晩いつでも温度が一定で、あったかい室内であれば冬で1万円前後の電気代は安い方ではなのでしょうか?
ちなみに、12月11時点では7,419円とさらに安く予想されていました。
ただ、これは太陽光を設置しているため、エコキュートや大型家電(洗濯乾燥機、食洗機)などは昼間の自家発電で賄うようにしていることも電気代を抑えてる要因かとは思います。
ただ、夏場に比べるとほんとに、冬場は日照時間が短かったり、太陽光が弱くマックスでも夏場ほどは発電していません。
今回の記事は以上となります。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
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