みなさんこんにちは。yuuuブログです。
今回は、なぜ我が家が「一条工務店」というハウスメーカーで家を建てたのかという話をしていきます。
はじめに
我が家は、一条工務店のグランセゾンという商品で家を建てました。
2階建てで建坪42坪です。
お家づくりを検討中の方の参考になればと思います。
我が家が検討したハウスメーカー
我が家が検討したハウスメーカーは全部で4つです。
- 住友林業
- スウェーデンハウス
- 桧家住宅
- 一条工務店
検討した理由と共に1つづつ説明していきます。
住友林業
住友林業を検討した理由ですが、
- 木が好き
- 大きい窓がかっこいい
- オシャレな印象があった
木が好き
夫婦ともに木の感じが好きで、シンプルでありモダンな感じの住友林業は、夫婦ともに好印象でした。
大きい窓
住友林業は、ビッグフレーム構法という強靭な構法で、大きな窓や広いリビングなどの大開口や大空間を可能にしています。そこも、魅力的でした。
オシャレな印象
自然や木と調和している感じがあり、落ち着いてオシャレだなと思っていました。
こういったところからいいな。と思い、
そこから展示場を見学して、営業さんに色々と話しを伺いました。
実際に、住友林業で建てられているお宅を見に行ったりしました。
ビルドインガレージのあるすごく素敵なお家でした。素敵なお家でしたが、2階がもの凄く暑かったです。もちろん、2階にエアコンは入れていなかったと思いますが、当時住んでいたメゾネット木造のアパート(1階がLDKと水回り、2階に2部屋という構図)の2階と同じくらい暑かったのを覚えています。
ただ、1階は涼しく物凄くオシャレでした。
- 営業さんと合わなかったこと。
- 窓の標準がペアガラスだったこと。
- 実際の家をみて、2階が、かなり暑かったこと。
このような理由で私たちはそこまでときめきませんでした。
スウェーデンハウス
次にスウェーデンハウスを検討した理由ですが、
- 旦那さんの実家がスウェーデンハウスであったこと
- 3層ガラス木のサッシの窓
- 高気密・高断熱であったこと
すべて3枚ガラスで、木のサッシの窓、暖房を付けなくてもかなり暖かいこと。
旦那さんの実家がスウェーデンハウスであったこと
身近で、木の感じが素敵であったため選択肢の一つでした。
スウェーデンハウスと一条工務店の室温の違い(暖房なし)
家を建てて2か月目の11月上旬のこと、我が家と旦那さんの実家は隣同士なのですが、
旦那さんの実家は、築17年で室温26℃なのに対し、
我が家は築2か月で20℃でした。もちろん、この時どちらも暖房は入れていません。
我が家は、少し寒いかなと感じていましたが、旦那さんの実家は、ドアを開けた瞬間から暖かいと感じるほどでした。むしろ上着を着ていると暑く感じるほどでした。
南側の窓の関係や、日当たりによるのかもしれませんが、隣どうしてなぜここまで室温が違うのかと疑問でした。
3層ガラスで木のサッシの窓
スウェーデンハウスが誕生した時から窓はこだわっているそうで、普通の住宅の窓が全く違います。
ペアガラスの窓が標準のハウスメーカーがほとんどの中、3層ガラスをかなり前設立当初からしており、信頼が持てていました。
別のハウスメーカーで同じ仕様にしてほしいと言っても難しいだろうなという印象でした。
ただ、木サッシのため、定期的なメンテナンスが必要なようでした。
最後まで、検討しました。
桧家住宅
桧家住宅を検討した理由ですが、
- 発砲断熱材
- 小屋裏収納
- 価格帯が検討したハウスメーカーの中で一番リーズナブルであったこと
一時期は、桧家住宅で確定とまで考えていました。
発砲断熱材
展示場に行き発泡性の吹付断熱を見て、通常の断熱材と違い膨れ上がり隙間がなくてすごいと感じたこと。
桧家住宅では、アクアフォームという、発泡性の断熱材を、壁、屋根裏、基礎に施してくれます。
断熱材は、「アクアフォーム」と「アクアフォームNeo」という2種類あり、「アクアフォームNeo」の方が、断熱性能は優れており、断熱性が高いことが伺えました。
小屋裏収納
みなさんは、小屋裏収納をご存じですが、下の写真が桧家住宅の小屋裏収納です。
天井高が1.4m以下であれば、延床面積に算定されないため、固定資産税も上がりません。
また、通常屋根裏と言えば暑いことを想像しますが、断熱材を屋根裏まで施工しているので、エアコンを付ければ暑くない。
階段も梯子を掛けるような階段では無く、
住宅の通常の階段で、ただ高さが低いという感じでした。
実際夏に展示場を見に行ったのですが、エアコンをつけていれば屋根裏でもかなり涼しかったです。
この隠れ家的な小屋裏を旦那さんが凄く気に入っていました。
価格帯が検討したハウスメーカーの中で一番リーズナブルであったこと
値段もそこまで高くなく、ここなら、予算の範囲内でビルドインガレージの大きな家を建てられる、暑くない隠れ家的な小屋裏収納も魅力で、心は桧家住宅に決まりかけていました。
一方で、吹付断熱は本当に、暑くなく、寒くないのだろうか。など色々な疑問が生じていました。
一条工務店
一条工務店を検討した理由ですが、
- 高気密・高断熱
- 外壁がタイル(商品による)
- 3層ガラスのアルミサッシ窓が標準
- 全館床暖房が標準
- 太陽光、蓄電池が他社と比べ安い
高気密・高断熱
家は性能を謳っている一条工務店は、色々なハウスメーカーを見ている中でも、性能はいいんだと思いました。
外壁がタイル
マイホーム検討当初、外壁は色程度の違いしか認識していませんでした。
住宅に使われている外壁にも、
タイル、サイデイング、ガルバニウム、モルタルなど色々なものがあることを知りました。
私たちは、見た目もさることながら、ランニングコストにも着目し、どこのハウスメーカーがどんな主にどんな外壁を使用しているのかも考えるようになりました。
一条工務店では、ハイドロテクトタイルという光触媒技術のタイルを使用しており、太陽の光で汚れを分解し雨で汚れを落とすこと、他の外壁材に比べランニングコストがかからないという点に魅力を感じて行きました。
3層ガラスのアルミサッシの窓が標準
ほとんどのハウスメーカーの標準がペアガラスなのに対して、スウェーデンハウスと、一条工務店は3層ガラスが、標準とのことでした。
もちろん、注文住宅なので、3層ガラスにすることは可能なハウスメーカーもあると思います。
別のメーカーで、3層ガラスに変更できますか?と尋ねると、出来ますが、オプションです。
であったり、ペアガラスで十分ですよ。とのことでした。
しかし、私たちは、3層なら3層の方が、防音性、気密性に優れていると感じるようになっていきました。
スウェーデンハウスは、アルゴンガスを
一条工務店は、クリプトンガスを窓の間に入れいています。
熱伝率は、アルゴンガス・・・0.016[W/mK] クリプトンガス・・・0.009[W/mK]
いずれも、3層ガラスの間に入れてますので、熱伝導率はかなり低いですが、数値的には、クリプトンガスの方が少し勝っています。
全館床暖房標準
一条工務店では、全館床暖房が標準です。
ほどんどのメーカーでは、床暖房はオプションになりますし、全館にオプションで入れるとなると物凄い金額になります。
床暖房を経験してことの無い私たちは、ほんとに暖かいの?と疑問でしたが、冬に展示場に行き驚愕しました。
基本的には、どの展示場もエアコンを設置しており、暖房を入れていました。
その中でも、スウェーデンハウスは暖房を入れてなくても寒くはないなという印象でした。
一条工務店は、玄関ドアを開けた瞬間に熱気がきて、暖かいと思いました。
思わず、「エアコンは何度に設定されているんですか?」と尋ねると、床暖房は入れていますが、エアコンは入れていません。と言われました。
エアコンを入れてなくてこの暖かさ?
床暖房ってこんなに暖かいんだ。と驚きました。
また、全館床暖房とのことで、通常のエアコンではカバーしきれない、トイレ、お風呂、洗面所なども温度が一定のため、ヒートショックが起こりにくいというのも納得しました。
太陽光、蓄電池が他社と比べて安い
一条工務店では、他社と比べ太陽光と蓄電池のセットが安いです。
太陽光13.75kw、蓄電池7kwで230万、税込み250万でした。
この価格は、他のハウスメーカーではありえませんでした。
実際、一条工務店が出しているシミュレーション通りになるのかは、疑問でしたが現状は、付けておいて良かったなと思います。
一条工務店の家は同じような家になる
良く一条工務店の家は同じような家になると聞いたりしていました。
たしかに、一条工務店は、オリジナル商品が多くあります。
キッチン、
カップボード、
ドレッサーetc…
また、外壁の色も5色からしか選べません。
ですので、オリジナリティに欠けてしますことも分かり、それも一理あるなと感じたのは事実です。
しかし、注文住宅なので、一条工務店の性能を買った上で、お金の融通が利く範囲内で、自分達がいいなと思った他社製品を入れればいいのでは?
そうすれば、、どのハウスメーカーもそこまで変わらないのでは?と思うようになりました。
実際は、そんなことはないと思いますが...
ただ、身を持って、凄く暖かいなと感じたこと。全館床暖房が標準、3層ガラス、外壁がタイル、太陽光と蓄電池が安いこと、「家は性能」というだけあって、ここなら、
性能面は間違いないなと思い、一条工務店に決めました。
断熱性や気密性に関する疑問
思えば、検討当初は、「オシャレさ」や、「大きくかっこいい家」がいいとそればかりが先行していましたが、検討を進めれば進めるほど
- 断熱材はどれがいいのだろうか?
- 信ぴょう性はあるのだろうか?
- 各ハウスメーカーはどんな断熱材を使用してるのか。
- 各ハウスメーカーの気密性は?
などの疑問が生じ、どのハウスメーカーも自社が採用している断熱材で問題ないといいますが、一生に一度の買い物なので、多少高くても、夏も冬も過ごしやすい家がいいと思うようになり、性能面を重視しするようになっていました。
また、性能面のみではなく、外壁についてはどうなのか?
など、おしゃれさも大事ですが、それ以上に性能や機能性、ランニングコストは?
など、
私たちの家づくりの主軸が、オシャレ<性能と変化していきました。
C値について
C値とは、住宅内の隙間の量を表す数値で、C値の値(あたい)が低いほど気密性が高い、高気密であることを示します。
簡単にいうと
C値の算出方法は、家全体の隙間の合計(㎠)/建物の延床面積(㎡)で求めることが出来ます。
国の定めていた高気密住宅の基準は、5㎠/㎡以下。
一条工務店のC値は、0.59と国の基準の約8倍。
C値が1を切って入れば高気密です。
ハウスメーカー | C値 |
住友林業 | 0.6~1.1 |
スウェーデンハウス | 0.62 |
桧家住宅 | 0.7 |
一条工務店 | 0.59 |
yuuuブログ調べですので、ご了承ください。
ですので、検討してたハウスメーカーはすべて高気密でした。
それでも、低い方がいいなというぐらい性能を重視していました。
UA値について
住宅を検討中、C値と同じくらい耳にすることが多いUA値。
このUA値(外皮平均熱貫流率)とは、外皮を介して住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値で、数値が低ければ低いほど熱が逃げにくく、断熱性が高い家ということになります。
ハウスメーカー | UA値 |
住友林業 | 0.41 |
スウェーデンハウス | 0.38 |
桧家住宅 | 非公開 |
一条工務店 | 0.25 |
国土交通省の改正省エネ基準法では、地域ごとにUa値の基準を以下の通り出しています。
基本的には、どのハウスメーカーも高断熱な住宅でした。
まとめ
家づくりは、どこにこだわるのか。何を重視するのかで、見方や考え方が大きく異なると感じました。
例えば、価格帯orデザイン性or機能性のどれをとるのか。
私たちは、その中でも性能を取りましたが、積水ハウスや住友林業はオシャレだなと思います。
桧家住宅のZ空調や延べ床面積に算定されない高さの小屋裏収納、ビルトインガレージはとても魅力です。
スウェーデンハウスの木のサッシ、独特の北欧の雰囲気も素敵です。
地元の工務店も凄く素敵でした。
各ハウスメーカーには、それぞれ強みがあると思います。
どのハウスメーカーが「上」、「下」、「良い」「悪い」などの優劣はないと思います。
その中でも、私たちは気密・断熱性などの性能を重視し、一条工務店の性能に惚れ込んだこと。
お互いに採用したい住宅設備はありました。
ですので、一条工務店で決めて、予算の範囲内で欲しい設備を入れようということで、コスパがいいなと思った一条工務店で落ち着きました。
我が家が入れた他社製品(トイレの棚 南海プライウッド)
我が家が入れた他社製品(洗面台 LIXIL ルミシス)
我が家が入れた他社製品(下がり天井 マルホン ウエスタンレッドシダー)
これから、お家づくりをされる皆さんも、周囲の意見に踊らされることなく、しっかり夫婦で話し合い、優先順位を決めることで、ある程度ハウスメーカーは絞れていくのではないかなと思います。
もちろんですが、ハウスメーカーはあくまで性能やノウハウを売っているだけで、施工をするのは人です。
高いハウスメーカーだから、施工不備は無いなんてことは無いと思います。どもメーカーも施工不備はあるものだと思っています。
今回は、なぜ私たちが一条工務店を選んだのかという話をさせてもらいました。
あくまでも、私たちの1意見ですが、皆様の参考になれば嬉しいです。
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